トピックス:補助金を活用したDX推進について

補助金とは

補助金とは、「事業実施や政策実施を促進するため、国や自治体から給付されるお金」のことを指します。デジタル化、DX推進のための補助事業にも様々なものがあり、経済産業省、中小企業庁、熊本県では、企業の設備投資や新規事業、販路開拓などを支援するものがあります。
自分の企業に適した補助制度を探し、補助金をうまく活用しながらDXに取り組んでいくことも、大切な経営戦略のひとつです。

補助金活用のメリット

補助金を活用することにおけるメリットは以下になります。

■返済不要の資金が獲得できる
返還不要の資金を獲得できるというのが、補助金等の最大のメリットといえます。融資のような返済義務がないため、自分の資金と同様に利用することができます。

■事業の価値があがる
補助金の採用については、専門家等による厳しい審査が行われます。申請が多ければ多いほど、採択される可能性が低くなります。
つまり、補助金を支給されたということは『その事業計画に優位性や将来性があると認められたことの証明』を意味します。

■事業計画をブラッシュアップできる
補助金の申請書作成という作業を通じて、その事業計画を客観的に見ることができます。補助金申請書というのは、「審査員」という第三者に自分たちの事業について決められた書式に則って説明するものです。その申請書作成という過程で、事業計画の優位な点、不備な点を発見することができます。

補助金を活用する時のチェックポイント

■募集について
補助金の公募は団体ごとに行われており、毎年募集があるもの、単年のもの、年度途中から募集が始まるもの、年度内に数回募集があるものなど、募集スケジュールは様々です。
当ホームページでも随時情報をアップしていきますが、国や自治体のホームページを定期的に確認するなど、まずは情報収集から始めましょう。

■補助の上限、割合について
補助金は一般的に予算が限られており、事業の適格性の審査があるため、申請すれば必ず補助されるわけではありません。
また、補助率や補助金の上限も公募によってさまざまです。

■申請について
補助金申請には、それぞれの補助金募集に沿った内容の書類を作成し、提出する必要があります。
条件が複雑な補助金の申請にあたっては、専門家等のアドバイスを受けることや申請を依頼することも有効な手段です。

■採択決定後のスケジュールについて
採択が決定した後も、補助金交付までに、「事業の実施」、「事業の完了報告」、「検査」、「交付」といった流れになり、おおよそ数か月〜1年以上かかるケースもあります。採択が決定しても、すぐに補助金が全額入金されるわけではありませんので、こういった点も視野に入れて事業計画を立てることが重要です。

■課税対象となる
補助金は「収入」とみなされ課税対象となります。補助金助成金の分だけ収益が増え、納める税金が増えることで資金繰りを悪化させる恐れもあります。適切な税務処理を行うためには税理士など専門家とよく相談するほうがよいでしょう。

DXに使える補助制度等の例 

デジタル化・DXに関する補助について、国や県などで様々な制度が用意されています。自分の企業に適した補助制度を探し、補助金をうまく活用しましょう。

■熊本県DX関連施策
熊本県では商工労働部を中心に、企業のデジタル化・ DXを支援する補助制度や専門家派遣事業など、様々な支援制度を行っています。
参考:熊本県ホームページ

■ IT導入補助金
中小企業や小規模事業者のITツールの導入を支援する制度で、「IT導入支援事業者」と呼ばれる補助事業を実施するうえでのパートナーと協力し、事前登録されたITツールを導入する取り組みが対象になります。
参考:IT導入補助金2023ホームページ

■ものづくり補助金
中小企業や小規模事業者が取り組む革新的なサービスや試作品の開発、生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するもので、DXの取り組みにも利用することができます。
参考:ものづくり補助事業公式ホームページ 

■小規模事業者持続化補助金
小規模事業者のDXの取り組みに適している制度が「小規模事業者持続化補助金」です。販路開拓の取り組みへの支援を趣旨としていますが、それに伴って取り組む生産性向上に資するDXの取り組みも対象になります。
参考:商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金ホームページ

■事業再構築補助金
新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援する補助金です。
参考:事業再構築補助金事務局ホームページ