【募集中】モノづくり企業のDX・GX化を専門家がサポートします!!(主催:くまもと産業支援財団)
DX・GX専門家派遣とは
IoTや省エネ等の先端技術に長けた専門家チームを派遣し、個々の企業現場における課題の整理や、省エネ診断とその結果に基づく解決策の提案、各企業のスキルや必要性に応じたDX・GX技術の導入促進を行うなど、生産性向上やサービスの高付加価値化を目指す伴走型支援を行います。
派遣費用・時間
派遣費用 無料(原則5回までとなります)
派遣時間 1回につき2時間が基本です。
対象となる企業
製造業など、ものづくりに主体を置く熊本県内の中小企業・小規模事業者が対象となります。
専門家派遣までの流れ
詳細はこちらをご覧ください
これまでの支援内容をご紹介します!
■支援事例① 金属精密加工業
【課題】見積作成や生産・在庫管理が属人化し、業務の効率化と短納期対応に課題あり
過去の見積や進捗状況、在庫情報を特定の社員に確認しなければならず、作業の遅延やミスの原因となっていました。クラウド型ITシステムを導入し、見積・生産・在庫情報を一元管理。見積作成は過去データを引用して迅速化され、平均30分短縮。生産進捗もリアルタイムで把握できるようになり、在庫の所在確認や発注漏れも防止。業務全体の見える化が進み、作業効率・納期対応力が向上しました。
■支援事例② 菓子製造業
【課題】温度・品質・在庫管理がアナログで、手間とミスが多く生産効率に課題あり
保管倉庫の温度や商品の脱酸素剤の確認を人手に頼っていたため、確認漏れや作業負担が大きい状況でした。IoTセンサーで温度を常時監視し、異常時はアラートで即時対応。AIによる色検出で目視確認を自動化し、作業時間を削減。バーコード対応レジで待ち時間を短縮。製造・出荷・店舗管理はタブレットで一元化し、紙の帳票業務を削減。在庫確認は1日15分、事務チェックは1日30分の削減を実現しました。
■支援事例③ ゴム製品製造業
【課題】検品作業のばらつきや属人化、技術継承の難しさに課題があり
外観検査や寸法確認を目視と感覚で行っていたため、検査精度や作業負担に課題がありました。AIによる画像解析で不良箇所の自動検出を実現し、精度と効率が向上。UV照明やロボットアームと組み合わせたシステム構成を検証し、工程の自動化を見据えた改善を進行中。さらに、生成AIの活用によりノウハウの可視化や技術伝承の仕組みづくりも始動し、DXによる全体最適化を目指しています。
導入企業様の声
・「システム構築のための方向性や現在の改善点等を意見、提案してくださり、大変参考になりました」
・「IoTの活用事例について学び、実際に機器を取り付けデータの収集を実施・確認することができました」
よくある質問(Q&A)
Q1:費用はどれくらいかかりますか?
→A:専門家派遣による現場診断・提案までは無料です。
Q2:ITが苦手でも大丈夫?
→A:まったく問題ありません。支援先の多くが「紙で管理」「Excelすら不安」といった状態からスタートしていま
す。
Q3:具体的にどんな支援が受けられますか?
→A:課題の可視化から、具体的な改善提案・実行支援まで行います。たとえば、「作業の属人化をなくしたい」「工
程や在庫を見える化したい」といった課題に対し、ITやIoTの活用方法を具体的にご提案いたします。
お問い合わせはこちらまで‼
公益財団法人
くまもと産業支援財団
〒861-2202
熊本県上益城郡益城町大字田原2081番地10
電話:096-289-2438
メール:kakushin@kmt-ti.or.jp