くまもとDX推進コンソーシアム主催

【開催報告】第5回DX実践セミナー「DXをさらに進めるデータ活用・分析の手法」

第5回DX実践セミナー「DXをさらに進めるデータ活用・分析の手法」を開催しました。

 くまもと「DX推進のポイントを実践的に学ぶ」をテーマに、「DX実践セミナー(全5回)」を開催いたしております。
 令和6年(2024年)12月10日に、第5回セミナー「DXをさらに進めるデータ活用・分析の手法」をテーマに講義、ワークショップの2部構成で開催いたしました。
 “データ活用”は“DX” の推進にかかせない重要な要素になっています。データを「見る」「使う」だけでなく、データを収集、分析し、その結果に基づいて意思決定を行う“データドリブン”型の意思決定が注目される中、第5回DX実践セミナーでは、データ活用の必要性、重要性について学び、データ分析の面白さを体感できるワークショップを開催しました。

第5回DX実践セミナーの講演内容をコンソーシアム会員交流サイト「情報プラットフォーム」にてアーカイブ配信しています。
講演内容の確認、自社での展開などにぜひご活用ください。

※「情報プラットフォーム」の利用には、コンソーシアム会員の登録(無料)が必要になります。

【講義】DXとデータ活用との関係性、データ利活用の重要性について学ぶ

 講義パートは、東芝データ株式会社 小野様より 「DXとデータ活用との関係性、データ利活用の重要性について学ぶ」と言うテーマで、「DXとデータ活用の関係性や重要性について、事例を交えながら解説を頂き、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進め方の参考事例として、小売業における購買データやDXで重要な顧客ニーズ等のデータを活用し、分析、売上拡大、新商品の開発に取り組んだ事例をご紹介頂きました。
 参加者様からも、核心に迫る質問やご意見などを頂き、活気のある講義となりました。
 開催後のアンケートからも「分析、活用の重要性を再認識できた」など高評価を頂きました。

【ワークショップ】データリテラシー(データの意味を理解し活用する能力)の基礎研修

 ワークショップでは、東芝データ株式会社の香川様、山本様より、データリテラシー(データの意味を理解し活用する能力)の基礎研修として、「熊本県の産業振興」をテーマに、オープンデータや熊本県産品のリアルな購買データ等を活用し、データの可視化から分析・活用までのプロセスをグループワーク形式で体験頂きました。
 ワーク1ではデータ分析の基礎体験として、オープンデータを活用し「熊本県の産業の強みについて考え、探索する」というテーマで、様々なデータを視点やテーマを変えながら分析し、熊本県の作業振興に関する現状の理解と課題・仮説立案を行いました。
 ワーク2ではデータ分析の応用体験として、購買統計データを元に、購買データから見える熊本県の企業像、顧客像をそれぞれの視点で分析・議論し、理解を深めました。

 参加者の皆さんからも、「実際のデータを用いたワークショップがとても参考になった」「他の方の意見を聞くことにより、自分では気づけない内容を話し合うことができた」と大変良い評価を頂きました。

2024年度 DX実践セミナーについて

 2024年12月10日の第5回DX実践セミナー終了により、2024年度に計画しておりました全5回のDX実践セミナー全てが終了致しました。
 セミナーにご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
 本DX実践セミナーが皆様のDX実践の第一歩になれば大変うれしく思います。