昨今、テレワークなどの多様な働き方の実現やデータ活用による業務変革など、企業の情報システム部門への業務負担が拡大しています。
特に中小企業様の中には、情報システム担当者（以下「情シス」）が社内に1人しかいない、または１人もいない状態の企業もあり、IT人材不足が大きな問題となっています。
株式会社MJE様は、情シスが0～1人という状態が珍しくない中小企業様に対して、ITサポートを軸としたDX推進の取組みを行い、業務効率化を図りました。

情シスが1人だけという中小企業様は少なくなく、担当者が抱える課題として、
　① セキュリティ対策が行き届かない
　② ヘルプデスク対応など業務負荷が大きく、手が回らない
　③ 手が回らないので、業務が属人的になり引き継ぎ不足
　④ 相談できる人がいない
などが挙げられます。
そういった担当者の課題に対して、遠隔で情報システム業務をサポートするサービスを構築し、課題を抱える企業様の業務効率化を行っています。

この遠隔サポートシステムは、ネットワークの定期診断レポート、トラブル発生時の原因調査、リモートサポート、訪問サポートなど情シスの代わりにサポートを行うプラットフォームを共同で構築し、登録されたデバイスからネットワークやIT 機器のデータ連携を強化し、課題やトラブルをダッシュボードでリアルタイムに見える化することで、データに基づいた確実なサポートが可能となりました。

この遠隔サポートシステムは、さまざまなIT 課題に対して遠隔ですばやく解決することに重点を置き、リモートサポートのみならず、定期的なWEB診断レポートの配信等も行っています。

これにより、業務負担の軽減や人件費の削減などお客様の様々な業務効率化を支援しています。

卸売・小売業を営んでいる企業様のお声として
「社内にパソコンが数十台あり、導入前はすべての機器を把握できていなかったが、導入後はすべての機器の状態、ネットワーク環境が一覧表示で確認できるので、とてもわかりやすい。」「従業員全員がパソコンを使っているので、一時でも壊れたら仕事にならないが、定期診断レポートのおかげで壊れる前に危険な状態にあるパソコンを事前に把握できるし、レポートを見て買い替え時期を検討できるのはいい。」というお声をいただいています。

また、児童福祉事業を営んでいる企業様のお声として
「パソコンがWi-Fi につながらないことがあり連絡したら、すぐに遠隔で対応してくれた。タイムリーに担当者に連絡できるのが非常にいい。」「何か問題があっても基本的には遠隔でのサポートがほとんどで来てもらうことはあまりない。訪問はこちらも業務上対応が難しいときもあるので、遠隔で済むのが気楽でいい。」というお声をいただいています。

今後も、自社の持つ経営資源を活用し、サービスの強化を行っていくとともに、企業のDX 推進をサポートしていきます。